自分が機能不全な家族で育ったアダルト・チルドレンで、心が傷つき、その悪影響が自分に出ているのかどうか、まず、認識の段階からはじめましょう。
■ストレス度診断の解説
自律神経失調症が原因の心身症は、社会生活のストレスによる「現実心身症」と、ストレスを受けやすい性格自体による「性格心身症」があります。またストレスに耐えることのできる力(ストレス耐性)が弱い人が「自律神経失調症」になりやすいといえます。
ストレスの受け止め方や処理方法によって、不快な症状を改善することやストレス自身を軽減できます。自分自身が受けているストレスを把握すれば、「自律神経」のバランスを保てます。
*心身症とは、胃潰瘍、過敏性腸症候群、気管支喘息、円形脱毛症、顎関節症などの現代病胃があげられます。
人間は、自分を守るために生体防御機構が働き、健康を維持しようとしています。しかし、こころやからだに適応できる限度以上のストレスがかかると、こころやからだに様々な変化を生じ病気に至ります。
人間のこころとからだは密接に関連しているため、心理社会的ストレッサーは身体疾患の発症と関連を持つと考えられています。このような疾患には、次のようなものがあります。
■ストレスに関係する疾患
・ 循環器系の病気(高血圧・動脈硬化・狭心症・心筋梗塞など)
・ 消化器系の病気(胃炎・胃潰瘍・下痢・便秘・慢性膵炎など)
・ 呼吸器系の病気(過換気症候群・喘息など)
・ 内分泌・代謝系の病気(糖尿病・バセドウ病・摂食障害など)
・ 神経・筋肉系の病気(偏頭痛・書痙・自律神経失調症)
・ 皮膚科系の病気(慢性じんましん・アトピー性皮膚炎・円形脱毛症など)
・ 婦人科系の病気(月経前症候群・更年期障害など)
■ストレス耐性の弱い人(ストレスにたえることのできる力の弱い人)
・神経質
・几帳面
・完全主義
・執着心が強い
・気持ちや感情を強く抑制する
・マイナス思考が強い
・気分が落ち込みやすい
■ストレスに影響されやすい性格のパターン
・過剰適応タイプ
人から頼まれると嫌と言えず、人間関係でいやなことがあっても、周囲の人たちに気を使いすぎ、自分の気持ちや感情を抑えてしまい自分の意見を伝えることができないで、他人の都合にあわせてしまうタイプ。
・依存心の強いタイプ
幼少時に、過干渉や過保護に育てられ、親離れできなくなった人に多く、周りの人たちに依存してしまうタイプ。
周りの人たちに依存できなかったり、責任を持った行動をしなければならなくなったりした場合に、それが大きなストレスとなります。
・自己中心的なタイプ
周りの人たちの気持ちや感情を考えず、自己中心的に行動してしまったり、自分の感情を把握できずにイライラしたりするタイプ。
・他人と信頼関係が築けないタイプ
幼少時に愛情を十分に受けられずに育つと、大人になってからも他人との信頼関係をうまく築ず、対人関係がスムーズにいかないためにストレスを受けるタイプ。
・心理的に常に駆り立てられているタイプ
幼少時に、いつも親から「勉強しなさい」「頑張りなさい」と言われて育てられた結果、活動的で熱心に物事に取り組むが、落ち着きがなく、時間に追われ、う競争心の強いタイプで、常に緊張しており、それがストレスになるタイプ。
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